スプートニク EUによる禁止後、スペイン、フランス、ドイツ、ギリシャでラジオ放送停止

国際ラジオ通信社「スプートニク」は3月3日からEU加盟の4か国のスペイン、フランス、ドイツ、ギリシャ向けのラジオ放送、SNS配信を停止した。
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3月初めにEU指導部は欧州におけるスプートニクの中継およびコンテンツの配信を禁じる決定を下した。EUの決定には、欧州の組織のスプートニクのシグナルおよびコンテンツの配信についてのライセンスおよび契約は無効となると書かれている。また3月初めからスプートニクのアプリケーションはロシア連邦外のApp Storeではダウンロードが不可能になった。
スプートニクの編集部チームはリスナーへの最後のメッセージの中で、放送、配信禁止という決定を余儀なくさせるように仕向けたのは欧州諸国の政権であり、こうした政権は長期にわたって全力をかけて、自分らの視点とは異なる見解の根絶に血道をあげてきたと強調した。
スプートニクのメッセージにはこう記されている。「我々はリスナ―に対して、常に誠実でありつづけ、我々の同僚(編集:欧州のマスコミ)が報じないことを語り、お見せしてきた。リスナーのみなさん、あなた方にとって言論の自由が単なる言葉ではなく、生きる上での原則に数えられるものであることに感謝します」
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