ザポロジエ原発 IAEA事務局長、放射性物質の放出はない

国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は4日、欧州最大級のザポロジエ原子力発電所について、その訓練施設の二義的な建物の1つに「ロケット弾が命中したあと」、放射性物質の放出は確認されていないと発表した。
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グロッシ氏は同原発について「原子炉6基すべての安全システムは損傷を受けておらず、放射性物質の放出も起こらなかった」と述べ、「全システムが稼働している」と語った。一方、同氏は「極めて緊迫」した状況が続いていると指摘した。
またグロッシ氏は、原発のセキュリティサービスのスタッフ2人がけがをし、「ロケット弾はロシア軍から飛来した」と主張した。
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4日未明、ザポロジエ原子力発電所の研究・訓練施設で火災が発生した。その後、ウクライナ非常事態省は、火災は鎮火し、死傷者はいないと発表した。
欧州最大級のザポロジエ原子力発電所は、エネルゴダル市にある。
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