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露大統領の暗殺を呼び掛けた米連邦議員、ホワイトハウスが非難の声明

リンゼー・グラム米上院議員(共和党)がウラジーミル・プーチン大統領の暗殺を呼び掛けたことを受け、ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は4日のブリーフィングで、これは合衆国政府の立場ではないと表明した。
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先にグラム上院議員は「あの野郎を片付ける者」は「その国と世界に大きな貢献をもたらす」とツイッターに投稿した。
グラム上院議員は同じくツイッターに投稿した中で、ロシアにはブルータスやクラウス・フォン・シュタウフェンベルク伯爵といった歴史上の人物は登場しないのかと記した。ブルータスはカエサルを暗殺し、シュタウフェンベルク伯爵はヒトラー暗殺計画を実行した。
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ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官はグラム上院議員のコメントついて、こうした困難な時代においては「頭がおかしくなる者も少なくない」と評価した。
ホワイトハウスのジェン・サキ報道官はグラム上院議員の投稿にコメントするよう要請された中で、「これは合衆国の立場ではなく、この政権内で働いている誰からもこうした言葉を皆さんは決して聞いたことがない」と答えた。また、バイデン政権は衝突を外交によって調停することを目指しており、他国の首脳暗殺を呼びかけることはしないほか、他国の体制転覆も計画してはいないと表明した。
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