米議会、ポーランドへの戦車と関連機器の売却を急ぐよう大統領に要請

米国がポーランドに対し、M 1A 2エイブラハム戦車250両を売却する計画となっていることに関連し、米議会の2党から成る議員グループは、ジョー・バイデン大統領に対し、この供給を急ぐよう要請した。関連機器を含む売却総額は60億ドル(およそ69億円)にのぼる。議員らからの文書を元にリアノーボスチ通信が伝えた。
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それによれば、議員らは、最近バイデン政権が、NATOの主要な同盟国であるポーランドに対し、戦車250両を売却すると決定を下したことを歓迎するとした上で、ポーランドにこれらの戦車を早急に供給するため、国務省および国防省に対し、あらゆる措置を講じるよう早急に指示するよう訴えた。
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また議員らは文書の中で、ポーランドへの武器供給を急ぐ理由について、「ロシア連邦からの脅威が急速に高まっている」ためだと強調。また文書では、「幅広い意味におけるポーランド陸軍部隊の戦闘能力の強化は、NATOの集団的防衛潜在力を強化し、欧州に対するロシアの次なる侵攻に対抗するための強力な抑止力になる」と指摘されている。
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