ウクライナでの露特別軍事作戦

ゼレンスキー大統領がNATOのサミットを「弱腰」と批判

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、北大西洋条約機構(NATO)の外相会談を弱腰として批判した。
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ゼレンスキー大統領はビデオメッセージを投稿した中で、NATOのサミットを次のように批判した。
今日はNATOのサミットが行われた。弱いサミットで、中身のないサミットだ。欧州の自由を求める戦いが全員にとっては目的のナンバーワンでないことを示すようなサミットだ。
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先にNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長は、NATOの外相の会談で、ウクライナの領空封鎖について議論したものの、NATOの戦闘機や軍隊がウクライナ領に入るべきではないと表明した。これを受けウクライナ政府は領空の即時封鎖を議論するよう国連安保理に要請していた。
ゼレンスキー大統領によると、NATOはこの声明を発出したことでウクライナの都市、農村に対する空爆を事実上、許可したという。そしてNATOの協力は50トンのディーゼル燃料供給に留まったとして批判した。
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また、ウクライナの上空封鎖を拒否したことにより、ウクライナの上空を封鎖することはロシアによるNATOへの攻勢を挑発するものに他ならないという前提を自ら作ったことになるとしてNATOを批判した。
ウクライナのドミトロ・クレバ外相も声明を発表し、欧州連合とは異なりNATOはウクライナのために何もしていないことから、その弱腰により自ら犠牲を払うことになると警告した。
またクレバ外相は直接の名指しは避けたものの、一部の国はウクライナ領空の封鎖に協力する用意があると表明した。
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