国連、ウクライナの原子力施設へのアクセスをIAEAに提供するよう呼びかける

国連のローズマリー・ディカルロ政治問題担当事務次長は4日、ウクライナの原子力施設への安全なアクセスを国際原子力機関(IAEA)の専門家に提供するよう呼びかけた。
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ディカルロ氏は国連安全保障理事会の会合で「IAEAのスタッフが規制当局と協力するためにウクライナへ向かう必要が生じた場合、彼らに早急かつ安全なパスを提供する必要がある」と述べた。
同氏はまた「ウクライナの原子力発電所の安全かつ確実な稼働を保証する許容可能なメカニズムを確立するために、すべての関係者がIAEAと活動することが重要だ」と述べた。
ザポロジエ原発 IAEA事務局長、放射性物質の放出はない
IAEAのグロッシ事務局長は、ロシア軍がウクライナのザポロジエ原子力発電所を管理下に置こうとしているという通知が数日前にロシアからIAEAにあったとし、「その結果これが起こった」と述べた。
4日未明、ザポロジエ原子力発電所の研究・訓練施設で火災が発生した。その後、ウクライナ非常事態省は、火災は鎮火し、死傷者はいないと発表した。
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