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タイの102歳現役スポーツマン 大会で大活躍

タイ中部のサムットソンクラーム県で2月27日、第26回マスターアスリート選手権大会が行われた。そこで注目を集めたのが、4つの金メダルを総なめにした「タイ最高齢」のアスリート、サワン・ジャンプラムさんの存在だ。ジャンプラムさんは現在、102歳。今大会では100歳から105歳の部の全種目で金メダルを獲得した。
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金メダルを獲得した種目は、100メートル競走、やり投げ、円盤投げ、砲丸投げの全4種目。100メートルの記録は27.08秒で、新記録を樹立した。
「参加者は皆、自分の年齢を忘れて競技に臨んでいる。年齢を忘ればハッピーになれる」とジャンプラムさん。
この驚異的な記録達成の裏には、コーチである娘のシリパンさん(70)の存在がある。シリパンんさんはジャンプラムさんについて、「父はいつも前向きで、とても良い精神的状態にある。肉体面でもかなり強くなっています」と語る。
ジャンプラムさんはトレーニングの傍ら、シリパンさんと一緒に家事や自宅庭の落ち葉掃きをするのが日課だという。
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第26回タイ・マスターアスリート選手権大会で、やり投げ競技に出場したサワン・ジャンプラムさん(タイ・サムットソンクラーム県、2月27日)

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第26回タイ・マスターアスリート選手権大会で、100メートル競走、やり投げ、円盤投げ、砲丸投げで4つの金メダルを獲得したサワン・ジャンプラムさん(タイ・サムットソンクラーム県、2月27日)

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第26回タイ・マスターアスリート選手権大会で、100メートル競走に出場したサワン・ジャンプラムさん(タイ・サムットソンクラーム県、2月27日)

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第26回タイ・マスターアスリート選手権大会にむけトレーニングに励むサワン・ジャンプラムさん(タイ・ラヨーン県、2月21日)

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第26回タイ・マスターアスリート選手権大会にむけトレーニングに励むサワン・ジャンプラムさん(タイ・ラヨーン県、2月21日)

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第1回高齢者大会でメダルを受け取るサワン・ジャンプラムさん(タイ・ナーン県、2月25日)

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第1回高齢者大会で、やり投げに出場するサワン・ジャンプラムさん(タイ・ナーン県、2月25日)

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