J-Castニュースによると、2月27日、在日ウクライナ大使館のツイッターは、黄色と青のイルミネーションが施された東京スカイツリーの写真ともに「スカイツリーがウクライナカラーになりました!」と投稿した。ツイートはネット上で広まり、2万リツイートを超えた。
また、セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使も同じ写真をツイッターに投稿した。
ところが、J-CASTニュースの取材に対し、東京スカイツリータウン広報事務局の担当者は、ロシアがウクライナ侵攻を始めた24日以降、「ウクライナ国旗をイメージしたライティングの点灯という事実はありません」と答えた。
これは、3種類ある通常のライティングデザインの1つであることが判明した。今回のライティングは「粋(いき)」と呼ばれるもので、下部と上部が白、中央部が水色の組み合わせ。
東京スカイツリータウンの担当者は「日々多くの方々が、夜のライティングを含めスカイツリーを見て、いろいろな思いを胸に抱かれていると思います。今回『粋』というライティングを見て、大使館の関係者の方が『ウクライナカラーになった』という風にツイートされたのだろうと想定していますが、いろいろな思いを持って、(スカイツリーを)ご覧になっていただいているのだな、と受け止めている次第です」と語った。
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