研究者らがニホンザルの歯を分析したところ、歯に均一な傷や溝があるのが分かった。これは、歯と歯の間に何らかの石器を挟んで使用したことによるものと考えられる。そしてこの痕跡は、これまでに現代人の祖先でしか見られなかったものだという。研究チームのイアン・トール博士は、「この研究は、人類の進化に伴う文化に関する既存の理論と、文化的習慣に関する初期の証拠について再考を促すものになる」と述べている。関連ニュース