沖縄県警によると、竹富町の前町長、西大舛高旬容疑者(74)は2017年に発注した離島を結ぶ送水管工事の入札で事前に事業側に情報を漏らし、その見返りとして1000万円の賄賂を受け取ったとして加重賄賂が疑われている。
県警は6日、西大舛容疑者とプラント大手「JFEエンジニアリング」の社員ら5人を再逮捕した。
加重収賄罪は、公務員が賄賂罪を犯し、職務上で不正行為をした場合に適用され、1年以上の有期懲役に処せられる。
同容疑者は、海底送水管事業に関して2019年の入札でも事前に情報を漏らしていたとして起訴されている。