「世界は多極化し、一国主義や覇権主義からより民主的な国際関係へと変化しつつある。冷戦時代の同盟関係や地政学的な対立が支持されなくなって久しい。これらは、歴史的に見ても必然的な流れである。日本もこれに逆わず、それに倣い、他人のために火中の栗を拾うのを止めるよう期待している」王毅外相はこう指摘した。
王外相は、「歴史や 台湾といった重要な問題は、日中両国の相互信頼の土台である。この土台が揺らいでいては、その上に何を築こうが、しっかり立つことはできない。我々は、日本がこれらの問題に関して引き受けた義務を守り、両国関係に深刻な支障をきたさないよう期待する」と強調した。
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