ウクライナでの露特別軍事作戦

ドイツ ウクライナにEUへの早期加盟を望まないよう助言

ウクライナのEU(欧州連合)加盟を早急に進めることは、ウクライナ政権にもEUの利益にも害を及ぼす。そのため、国家体制や法整備に取り組んだ後で加盟できる可能性がある。ドイツ連邦議会外交委員会のミヒャエル・ロート委員長が、ドイツ紙「ディ・ヴェルト」でこのように述べた。
この記事をSputnikで読む
ロート氏によれば、バルカン諸国を犠牲にしてEUを拡大した過去の経験に失敗なしでは済まず、ウクライナ当局が期待できる最大のものは、いわゆる名誉会員であるという。
同氏は、EUは様々な国家を自らのシステムに統合することにほとんど失敗していると述べ、このことが英国のEU離脱やポーランド、ハンガリーとの対立だけではなく、EUの大国と後から加盟した国家との間に強い相違を生んでいると説明した。
関連ニュース
世銀、ロシアとベラルーシの事業を即時停止 ウクライナ情勢受け
EU常駐代表、ロシアの銀行7行のSWIFT排除で合意、国営大手やエネルギー系は制裁対象外
コメント