ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ政府、NATO加盟申請を取り下げ=停戦交渉代表団メンバー

北大西洋条約機構(NATO)が直近の5年から10年にわたってウクライナの加盟申請を議論する用意がないと表明したことを受け、ウクライナ政府はNATO加盟に向けた取り組みを停止し、NATO以外のフォーマット構築を目指す方針に切り替えた。ロシアとの停戦交渉を進めるウクライナ代表団のメンバーを務める、最高会議与党「国民の僕」のダヴォド・アラハミヤ会派長が米フォックスニュースの取材に応じた中で明らかにした。
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ウクライナ政府はNATOが5年から10年の間に加盟を議論する用意がないとの返事を受け、加盟に向けた議論を停止し、NATO以外のフォーマットを目指す姿勢を示した。
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アラハミヤ会派長はこの枠組みについて、ロシア以外の国も参加させる必要があるとしている。具体的にウクライナ側は米国、中国、英国に加え、フランスやドイツを加えたい考え。このNATOに類似した枠組みについてウクライナはロシアとの2カ国協議ではなく、より広い枠組みの中で議論することでこのフォーマットの機能を保障したい考え。
またNATO加盟国がウクライナの上空封鎖を拒否したことを受け、ウクライナ政府は戦闘機の出撃が不可能であれば、地対空防衛システム・ミサイルの提供で十分と表明した。
アラハミヤ会派長によると、ウクライナ側はNATOの戦闘機に頼ることなく地対空防衛システムでロシア軍の戦闘機を迎え撃つという。
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