発表では、人道支援を効果的に実施することを目的にしたものとされている。
それによれば、ロシア側は人道回廊の設置を保障する用意がある。キエフおよび周辺居住区の住民は、ベラルーシ領内のゴメリに向かい、その後、空路でロシアに避難するほか、また南部チェルニーヒウの住民は、ウクライナ側との合意に基づき、ベラルーシを通過し、空路でロシアに避難する。
一方、ウクライナ政府は、計画されている避難ルートにおける安全を保障するとした書簡を提出しなければならない。加えてウクライナは、3月8日3時(モスクワ時間)までに、ロシア人道支援調整本部が発表した人道回廊の詳細に関するウクライナ語とロシア語で記された緊急声明を公開し、マスコミを含めたあらゆる情報源を通じて、文書の内容を外国の大使館、国連、欧州安保協力機構、赤十字国際委員会などの国際機関に伝えることになっている。
関連ニュース