コカ・コーラ・ヘレニック社は、コカ・コーラ・カンパニーの商標を持つ世界で最大の飲料会社で、世界28カ国で事業を展開している。
ロシアでは「コカ・コーラ・HBCユーラシア」が事業を担っており、モスクワとモスクワ州、サンクトペテルブルクなど複数の都市で工場が稼働している。
これより前、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、ペプシコはロシアからの撤退を望んでおらず、さまざまな活動の形を模索していると伝えていた。
ペプシコ社はサイト上で声明を表し、「我々はロシアでのペプシ・コーラおよび7アップ、ミリンダを含むその他の清涼飲料の販売を停止する」とし、ロシアでのすべての宣伝活動への投資も停止すると明らかにした。またこの声明では、牛乳と幼児食の販売については、継続する「義務がある」と強調されている。
一方、ウクライナでの事業については、社員とその家族の安全を確保するため、活動を一時停止すると発表した。
ペプシコはモスクワで開かれた米国製品の展覧会が開かれた1959年から、ロシアで事業を展開してきた。
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