停戦管理調整合同センター(JCCC)の同国代表部によると8日、ウクライナ軍から4発の砲撃がゴルロフカ市の集落へ発射された。これにより、2000人以上の住民が停電に見舞われたという。
ゴルロフカは州都ドネツクの北約40kmに位置する都市で、同共和国の最大都市のひとつ。
ロシア国防省は5日、マリウポリ市とヴォルノヴァーハ市の民間人を退避させるため、静寂体制(停戦)を発表。しかし、この発表後に両市で砲撃があり、設置された人道回廊には1人も到着しなかったという。
これより前、同州マウリポリ市では、ウクライナ軍により60人以上の住民が地元の学校に強制的に拘束された。