これまでの最高値は2008年7月の1ガロンあたり4.11ドル(約476.05円)だったが、8日、過去最高値が更新された。ロシア産エネルギー禁輸措置による原油価格の制御不能な上昇が懸念される中、米国内のガソリン平均価格は1ガロンあたり4.17ドルまで急騰した。
CNNは、このような燃料価格の急激な上昇は、米国の多くの世帯の家計に深刻な打撃を与えていると報じている。米国の一般家庭の1カ月のガソリン消費量は約90ガロンで、今や1カ月のガソリン代は54ドル(6257.36円)上昇することになる。
専門家らはエネルギー価格の上昇について、ガソリン価格が上昇し続けることを意味しているとの見方を示している。
CNNは、過去12ヵ月間に米国の総合インフレ率は7.5%上昇し、消費者物価指数は40年ぶりの高い伸び率となったため、まずい時に起こっていると強調している。