ペスコフ報道官はロシアは対露制裁を支持する諸国に対しても、今後、石油、ガスを供給しつづけるのか、という記者団からの問いに次のように語った。
「ロシアはヨーロッパ大陸のみならず、世界レベルにおいてもエネルギー安全保障の信頼できる保証であったし、今も、そしてこれからもそうあり続ける、と我々は幾度も繰り返してきた。御覧の通り、こんな状況にあっても買い手にエネルギー資源を供給しつづけている。そしてロシアは、信頼のおけるエネルギー資源の供給者としての自らの評判を大切にしている」
ペスコフ報道官は、米国は事実上、ロシアに対する経済戦争を布告し、開戦していると補足した。
米国は3月8日、ウクライナ情勢を理由にロシア産石油およびロシア製の一連の石油製品、液化天然ガス(LNG)、石炭の輸入禁止を発表し、これに英国も続いて、2022年末までにロシア産石油およびロシア製石油製品の禁輸を明らかにした。
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