ウクライナでの露特別軍事作戦

米国のロシア産原油の禁輸発表受け 「米国とは緊密にやり取りを行っている」=岸田首相

日本の岸田首相は9日、米国がロシア産原油等の輸入を禁止すると発表したことを受け、記者団の取材にコメントした。
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岸田氏は「米国がロシア産石油等の禁輸の導入を決定したこと、承知している。米国とは緊密にやり取りを行っている。そして、昨日、バイデン大統領は会見においても、同盟国の多くが参加する立場にないことを理解した上で、この措置を進めている、米国はエネルギーの純輸出国であり、他の国々ができないような場合でも、米国はこの措置ができるということ、これを表明している。我が国としては、そうした状況を踏まえつつ、安定供給と、そして安全保障を国益として、G7を始めとする国際社会と連携し、しっかり取り組んでいきたいと考えている」と述べた。

また岸田氏は同日、安倍元首相と会談した。NHKによると、岸田氏は安倍氏の議員会館の事務所を訪れ、約20分間会談した。

岸田氏は会談後、記者団に「明日から、安倍元総理にはマレーシアに特使としてお出掛けいただく。ですので、事前に御挨拶に上がったということだ。そして、その場で併せていろいろな意見交換をさせていただいたが、ウクライナをめぐる情勢が中心だった。内容、詳細は控えるが、ウクライナをめぐる外交・安全保障に関してアドバイスを頂いた」と述べた。

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