ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、今回のロシアとウクライナの外相会談は交渉プロセスの継続において非常に重要だと述べている。会談には、トルコのメヴルット・ガヴソグル外相も参加する予定。
ロシアのプーチン大統領は、先月24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと発表。プーチン大統領によれば、これに向けて「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を実施し、ウクライナ東部で「民間人に対する虐殺」という罪を負うすべての戦争犯罪者を裁判にかけることが計画されている。
ロシア国防省は、ロシア軍は軍事インフラおよびウクライナ軍のみを攻撃しており、一般市民を全く脅かしていないとした。ロシア軍の支援を受け、ドネツク人民共和国(DPR)およびルガンスク人民共和国(LPR)の一団は攻撃を進めている。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。