テレビチャンネル「Press TV」は、バイデン大統領は、エネルギー資源の価格を市場で安定させるため、原油採掘量の増強についてサウジアラビアとUAEを説得しようとしたが上手くいかなかったと報じている。これら産油国の首脳は、すでに数週間、米国大統領と連絡を取ることを拒んでいる。同テレビ局の報道によれば、この間、米国とこれらの国々の関係はうまくいっておらず、それは、バイデン政権がイエメンでのサウジアラビアの軍事作戦への支援を止め、さらに、「核協定」の復活について合意を図るため、イランとの交渉のテーブルについたためだとされる。
通信社「スプートニク」は以前、日本はロシアの原油輸入問題で米国と協議を行っているが、政府内には「エネルギー安全保障の観点」から、ロシアのエネルギー資源を早急に放棄することはできないとの見解があると報じている。
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