IT・科学

世界一安価な運搬ロケット「Rocket」はなぜ打ち上げに失敗したか メーカーが原因説明

米国の運搬ロケット製造メーカー「アストラ」は「Rocket」バージョン3.3の打ち上げ失敗の原因を発表した。「Rocket」は世界でも最も安価な材料で組み立てられているロケットで、2月10日、アラスカ沿岸のコディアック打ち上げ基地からの打ち上げに失敗している。スペースニュースが報じた。
この記事をSputnikで読む
スペースニュースによれば、そもそものミスはペイロードフェアリングの配線図にあり、この結果、2つの電気ハーネスが取り違ってしまった。2つ目の問題は、上段の推力ベクトル制御系に関係していた。
アストラ社はペイロードフェアリングの電気系統の欠陥を修理し、上段の推力ベクトルの制御システムのソフトも刷新したと発表している。
スペースニュースによれば、アストラ社の今まで5度の打ち上げでの成功例はわずか1度にすぎない。
関連ニュース
日本の海上自衛隊 新型潜水艦「たいげい」就役
中国 人工衛星7基を軌道に投入成功
コメント