北朝鮮は新たな大陸間弾道ミサイル技術の実験を実施 追加制裁も=米政府高官

米国は、北朝鮮が2月と3月に「比較的新たな」大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試射を行い、「懸念が強まっている」とみなしていると結論付けた。米政府高官が記者団に語った。
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同高官によると、2月27日および3月5日に確認されたミサイル発射に関しては、新たなICBMシステムを構成する要素の検証が行われたとみられ、射程などの性能が実証されたわけではなかった。
また、同高官によると、米国は、北朝鮮が新たなICBMシステムでミサイル発射実験を行う可能性があると予想している。米国は国連安保理決議の違反や地域の不安定化を考慮し、ミサイル発射を非難するとした。
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今回のミサイル発射実験を受け、米国は、北朝鮮に対し追加制裁を導入する予定であると明らかにした。同高官は、「11日、財務省は、北朝鮮に対し、ミサイル開発に必要な外国製品や技術の入手を遮断するための新たな措置を発表する」と述べた。
一方で、同高官は、米国はハイレベル交渉などに向けた用意はできていると語った。
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