ウクライナでの露特別軍事作戦

ロシア、11日午前より再びウクライナでの「静寂体制」を宣言

ロシアは11日10時(モスクワ時間)より、ウクライナの各都市からの民間人を避難させるための「静寂体制」を宣言した。ウクライナにおける人道支援ロシア省庁間調整本部が明らかにした。
この記事をSputnikで読む
同本部は、ウクライナが数々の居住区で民族主義者に拘束された民間人や外国人の避難に繰り返し頓挫したことや、人道的状況の悪化を考慮し、「2022年3月11日10時(モスクワ時間)から民間人の安全を確保するために、ロシア連邦は『静寂体制』を宣言し、人道回廊(人々が避難する際の安全、およびバスによる輸送や民間道路の通過)を保障する用意ができている」と指摘した。
回廊は、キエフ、チェルニーヒウ、スームィ、ハリコフ、マリウポレからいくつかのルートが開放される。
ウクライナでの露特別軍事作戦
砲撃続くドネツク共和国 子どもたちも地下シェルターに
また、同本部が10日に報告したところによると、ロシア政府およびウクライナ政府は、民間人の避難を簡易化するために、3月11日9時(モスクワ時間)より、継続的な通信を確立する。民間人および外国人の避難準備の進捗状況と「静寂体制」の実際の開始状況に関する情報を相互的に交換するという。
関連ニュース
ウクライナ危機が伝染病の急増を招く WHOが警句
ドネツク ウクライナ工作員によるテロが未然に防止
コメント