聯合ニュースによると、朝鮮中央通信は「金委員長が西海衛星発射場を、軍事偵察衛星をはじめとする多目的衛星を多様な運搬ロケットで発射できるよう改築、拡張することを指示した」と説明した。北朝鮮は、5日に弾道ミサイル1発を発射したと明らかにし、偵察衛星開発のためカメラなどの実験を行ったと主張した。北朝鮮は5日、平壌の順安空港区域から日本海に向け弾道ミサイル1発を発射。韓国軍によるとミサイルの飛距離は約270キロメートル、最高高度は約560キロメートルだった。北朝鮮は、2月27日にも平壌の順安空港区域から弾道ミサイルを発射し、偵察衛星開発のための重要な実験を行ったと発表した。米国、英国、フランス、アイルランド、ノルウェー、および一連の国連加盟国は、北朝鮮が5日にミサイルを発射したことについて、数々の国連安保理決議に違反したとして非難した。関連ニュース