先に、ビクトリア・ヌーランド米国務次官補は、ウクライナには生物研究所の施設があり、ウクライナ政府と米国政府はこの研究所で管理されている物質がロシア軍の手に渡らないよう取り組んでいると明らかにした。ロシア国防省は、これらの発言により、ウクライナが米国の生物軍事プログラムに参加していることを確認したと指摘した。
WHOはセキュリティ・メソッドの導入を促すために、ウクライナの医療当局と数年間協力していると明らかにした。WHOはロイター通信に対し、「この作業の一環として、WHOは、ウクライナ保健省およびその他の重要な官庁に対し、情報流出の可能性を防ぐために特に危険な病原体を破壊することを強く推奨した」とメールで伝えたという。
WHOは、この推奨がいつなされたかについては明らかにしておらず、ウクライナの研究所に保管されている病原体や毒素の種類に関する具体的な情報も提示していない。WHOの推奨事項が実行されたのかどうかも不明。
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