クロアチア大統領、ザグレブに落下したのはウクライナから飛来した無人航空機

クロアチアのミラノヴィッチ大統領は11日、首都ザグレブに同日落下したのはウクライナから飛来した無人航空機だとの見方を示した。
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クロアチアの首都ザグレブのある地区で11日、正体不明の物体が落下した。爆発が起き、現場にはクレーターが出現した。内務省の発表によると、爆発で付近の車数台が破損したが、負傷者はいないという。
ミラノヴィッチ氏はブリーフィングで「これは飛行機と同じ大きさの航空機であり、その経路において撃墜されたものではない。経路は明らかにウクライナからザグレブまで。我われはウクライナで何が起こっているのかを目にし、起こっていることを非難しているが、6トンの航空機が住民100万人の市内に落下したことについては、私が見た限り、CNN、BBC、そしてアルジャジーラでも誰も伝えていなかった。まるで雨が降ったかのようであり、幸いなことに、起爆する状態の爆弾ではなかった」と強調した。
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ミラノヴィッチ氏は「我われは警告は受けておらず、対象物はハンガリー上空を40分以上飛行した。クロアチア領空に7分間滞在し、ヤルン地区に落下した。幸いなことに犠牲者は出なかった。これは重大な事件だ」と述べた。
一方、同氏は、これについてクロアチア当局は「同国に対して向けられたものではなかった」と考えていると強調した。
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