ザハロワ報道官はウクライナ側の声明について、現実に一致したものではなく、デマに他ならないと強調した。
先にウクライナ政府は、チェルノブイリ原発が送電網から切り離され、外部からの電力供給を喪失したと国際原子力機関(IAEA)に通知した。一方、IAEAのグロッシ事務局長は、プール内には十分な量の冷却水があり、使用済み燃料からの効率的な熱除去を維持できるため、使用済み燃料貯蔵施設の基本的な安全機能に重大な影響はないと説明した。
ロシアのプーチン大統領は、先月24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと発表。
ロシア国防省は、ロシア軍は軍事インフラおよびウクライナ軍のみを攻撃しており、一般市民を全く脅かしていないとした。3月11日の時点で、3300を超える軍事インフラが破壊され、1067の戦車や装甲戦闘車両、114の多連装ロケット砲、121のドローンなどが破壊された。
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