ウクライナでの露特別軍事作戦

ロシア軍がNATO領に入れば第三次世界大戦の始まり=米大統領

米軍は現在、ロシアとの国境付近に展開しており、仮にロシア軍がNATO(北大西洋条約機構)領に一歩でも踏み入れる場合、これは新たな世界対戦の始まりとなる。ジョー・バイデン大統領が表明した。
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バイデン大統領は民主党の会議に出席した中で次のように発言した。
我々はパートナー国と連携して対峙し、明確なメッセージを送っている。我々はNATOのあらゆる領土を守る用意がある〈…〉そのため、私はロシアとの国境付近に1万2000の兵を派遣した。それはラトビア、エストニア、ルーマニアといった国々である。したがって、仮に一歩でも踏み入れれば、我々は対抗する事を約束する。そしてこれは第三次世界大戦になる。しかし、これは神聖な義務である。
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ロシアのプーチン大統領は、先月24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと発表。
ロシア国防省は、ロシア軍は軍事インフラおよびウクライナ軍のみを攻撃しており、一般市民を全く脅かしていないとした。3月11日の時点で、3300を超える軍事インフラが破壊され、1067の戦車や装甲戦闘車両、114の多連装ロケット砲、121のドローンなどが破壊された。
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