ゼレンスキー大統領は首脳会談後の記者会見で、ロシアとの首脳会談をエルサレムで開催することをベネット首相に提案したという。ロシアとウクライナの停戦交渉はこれまで3度に渡ってベラルーシ国内で実施されてきた。
会談の中でゼレンスキー大統領は、ロシアとの交渉をベラルーシで実施することは正しくないと指摘し、イスラエルが開催地として相応しいとの考えを表明した。ゼレンスキー大統領によると、ベネット首相はウクライナの政治的仲裁に向けて重要な役割を担うことができると発言した。
イスラエルの首相官邸によると、両首脳らはウクライナにおける停戦に向けた手段に加え、イスラエル側がこれに向けて進めている努力について意見を交わしたという。
ロシアのプーチン大統領は、先月24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと発表。
ロシア国防省は、ロシア軍は軍事インフラおよびウクライナ軍のみを攻撃しており、一般市民を全く脅かしていないとした。3月12日の時点で、ロシア軍は3593の軍事インフラに加え、1159の戦車や装甲戦闘車両、118の多連装ロケット砲、126のドローンなどを破壊した。
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