ピン氏によると、2014年、米国のヘンリー・キッシンジャー元国務長官は2014年、ウクライナは「どちらかが他方に対する前哨基地」ではなく、東と西の架け橋になるべきであると米紙で執筆していた。
ピン氏は、「米国主導の北大西洋条約機構(NATO)はキッシンジャー氏の助言を無視し、ロシアに向けて東方拡大を続けた。このようにして、いつ爆発してもおかしくないウクライナの危機が準備されたのだ」と指摘する。
モスクワは米国とNATOに対し、近隣諸国へのさらなる拡大と攻撃的兵器の配備を止めるように明確に求めたが、米政権はこうした深刻な懸念を無視したとピン氏は述べている。
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