欧州議会の議員 RTとスプートニクのアクセス遮断の法的根拠を欧州委員会で問題提起

フランスの欧州議会議員エレーヌ・ラポルト氏は、EU領内でロシアのニュースチャンネル「ロシア・トゥデイ(RT)」とスプートニク通信へのアクセスが遮断されていることに関して、その法的根拠を欧州委員会で問題提起した。ロシア・トゥデイが報じている。
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ラポルト氏によると、欧州委員会は、2014年9月18日の欧州連合(EU)理事会決議に基づく制裁体制を、これらのメディアのアクセス遮断の決定における法的根拠としているという。
RTによると、同氏は「このように、EUは当該メディアで確認された欠点に基づいて決定を下したわけではない」と発言した。
スプートニク EUによる禁止後、スペイン、フランス、ドイツ、ギリシャでラジオ放送停止
EU加盟国の代表は、スプートニク通信とRTの放送をEUで禁止することを承認した。この決定は、ギリシャのジャーナリスト組合や多くの外国メディアが非難している。
これよりも前、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、ロシアのウクライナ非軍事化特別作戦に関連した制裁措置の1つとして、EU領内で多くのロシアメディアのアクセスを遮断したと明らかにした。
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