報道によれば、新郎は結婚式でスコットランド伝統のキルト(スコットランドのスカート)を着用し、花嫁はデザイナーズコルセットのロングドレスを着ることになる。デイリー・メール紙によれば、実際には、アサンジ被告の婚約者は何度かの審問と指紋採取を4回受けるなければならないという。また、この結婚式のゲストの4分の1は、厳戒態勢にあるロンドンのベルマーシュ刑務所の看守になる。
デイリー・メール紙のインタビューに、ステラ氏は、「この結婚式は、私たちが考えていたような家族や友人に囲まれた教会での自由な雰囲気の式ではない」とコメントした。しかし、彼らは、自らの愛と息子のために、解放されるのを待たずに結婚することを決心した。さらに、ステラ氏は、「ジュリアンの人生はあまりにも長く停滞し、その結果、彼は家族と過ごすことができたであろう数年間を奪われた。こうしたことを容認することはできない」と強調した。
彼女によれば、結婚式で撮影を行うはずだったカメラマンの参加を刑務所当局が禁止したが、これはジュリアン・アサンジ被告の存在を社会に知らせたくないということを証明している。ステラ氏は、「人々が彼の結婚式を目にすると、彼がまだ拘留されていることを思い出し、彼への処遇が公正または人道的とは見なされなくなる」と述べた。
デイリー・メール紙によれば、米国はアサンジ被告の引き渡しを求めており、アフガニスタンとイラクでの米軍の作戦に関連するデータの盗難と開示で同被告を起訴しているという。
通信社「スプートニク」は以前、ウィキリークスの創設者であるジュリアン・アサンジ被告が、2019年から収監中の英国ベルマーシュ刑務所で脳卒中を発症したと報じている。