チモシェンコ大統領副顧問はウクライナ・テレビ「ラダ」の生中継で次のように発言した。
私は大統領や大統領顧問と同じくバンコヴァヤ通り(大統領府)にいる。24時間体制で勤務し、バンコヴァヤ通りに滞在していると言っても良い。このビデオを路上で撮影しているのは、皆さんにフェイクを信じさせないためだ。
ロシア国家院(連邦下院)のヴャチェスラフ・ヴォロヂン議長はウクライナ最高議会の議員による発言を引用し、ゼレンスキー大統領がキエフを離れ西部リビウに向かい、さらには隣国ポーランドに逃れたと主張していた。これに対し、ウクライナ最高議会はヴォロヂン議長の主張を退けた。
ウクライナ最高議会のイリヤ・キヴァ議員は先にゼレンスキー大統領がポーランドへ逃れ、米国大使館にかくまわれていると主張していた。
なお、ウクライナ・メディア「Strana.ua」によると、ゼレンスキー大統領は国内における戦時体制を延長する法案を最高議会に提出したという。延長は3月26日から30日間の予定で実施される。
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