ネベンジャ国連大使はウクライナ軍が白リン弾に加え、クラスター爆弾などの大量破壊兵器を南東部のドネツクで使用したと国連安保理の場で表明した。 ネベンジャ国連大使によると、ウクライナ軍は国際的な人道上の権利を著しく侵害しているという。
現時点においてウクライナの民間人に対する主な脅威はウクライナの民族主義グループに端を発しており、これらのグループはウクライナ市民に対して正真正銘のテロ行為を実行していると指摘した。
また国連大使はウクライナの生物研究所に保管されている危険な変異株のバイオマテリアルが過激派の手に渡る可能性があるとして警戒を呼び掛けた。さらに、ウクライナ側が天然ガスの輸送パイプラインに破壊工作を実施する可能性もあるとの情報が入っているという。
なお、ポーランドが議長国を務めるOSCE(欧州安全保障協力機構)は露骨なまでにウクライナ政府と調子を合わせているとしてこれを批判した 。
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