ロシアのシルアノフ財務相は、同国は制裁による制限を背景に国債に関する自国の義務を放棄しないと発表した。同氏によると、ロシアが義務を果たせないという主張は現実と一致しておらず、ロシアには必要な資金がある。またシルアノフ氏は、ロシアの中央銀行と政府の外貨口座を凍結する制裁は「人為的なデフォルトを引き起こしたいという多くの西側諸国の願望だ」と指摘した。
ロシア財務省は14日、ユーロ債の支払いに関する一時的な手続きを承認し、支払いの可能性は外貨口座の資金を管理する政府と中央銀行の能力を制限した制裁次第だと指摘した。
外国のコルレス銀行がユーロ債の支払要請を実行しなかった場合、要請は取り消され、その場合、財務省はロシア中央銀行が定めた為替レートに沿ってルーブルで支払いを行うという。
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