ウクライナでの露特別軍事作戦

バイデン大統領、ウクライナと近隣諸国の支援に1兆6,000億円を拠出

ジョー・バイデン米大統領は2022年末までの政府予算案に署名した。予算案は総額1兆5,000億ドル(177兆3,457億円)で、中にはウクライナやその近隣諸国に対する軍事支援、人道支援として総額136億ドル(1兆6,079億円)が盛り込まれている。
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この予算案で連邦議会は軍事関連予算として7,826億ドル、それ以外の予算として7,300億ドルを盛り込んだ。予算書は全体で2,500ページを超える。
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この予算案には、ウクライナに対する史上最高規模の軍事、経済、人道支援策が含まれている。この予算案で米国はNATO(北大西洋条約機構)の東方面に米軍部隊を展開し、同盟国の防衛力を強化する。
アンソニー・ブリンケン国務長官によると、ウクライナの人道支援、難民支援には1億8,600万ドル(約220億円)が確保されている。ホワイトハウスのジェン・サキ報道官によると、国内でもウクライナからの難民を受け入れていくという。また、ウォールストリートジャーナルによると、ウクライナへの軍事支援は総額10億ドル(1,180億円)に達するという。
新型コロナウイルス対策費、ロシアからのエネルギー燃料禁輸措置、WTO(世界貿易機関)におけるロシアの活動に対する圧力行使に必要な予算案は別途承認される見通し。
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