EAEUと中国の経済協議の結果を総括し、ユーラシア経済委員会のセルゲイ・グラジエフ統合マクロ経済担当委員(大臣)は、「スプートニク」からの取材に対し、次のように述べている。
「世界経済の停滞およびEAEUと中国に対する制限措置に関する共通した脅威とリスクを鑑み、我々は専門家による定期的な対話レベルでの協力、また共同の措置、プロジェクトといった面での実際的な協力を活発化させなければなりません」。
新たな通貨の価値は加盟国の通貨指数や商品価格指数とみなされる。会議の参加者らは、3月末までに協議のための提案を提出することで合意した。
グラジエフ大臣によれば、会議の参加者らは、燃料エネルギー、情報技術、商品売買といった分野におけるEAEUと中国の実際的な協力について意見を交わしたほか、外部からの経済的圧力に適応する措置についても話し合った。
欧米諸国が、中国に圧力をかけ、ロシアの人民元準備金へのアクセスを制限しているというニュースは「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます。
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