日本、石油備蓄30万キロリットル放出へ 第3弾

日本の経済産業省は16日、米国と協調して行っている原油価格を下げるための石油の国家備蓄放出について、第3弾となる売却を実施すると発表した。共同通信が報じた。
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共同通信によると、売却されるのは、福岡県北九州市にある白島国家石油備蓄基地の原油約30万キロリットルで、4月8日に入札を行い、5月20日以降に引き渡す。
第1弾は2月に実施され、約10万キロリットルが売却された。第2弾は3月に行われ、約26万キロリットルが売却された。
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日本の岸田首相は昨年11月、原油価格を下げるために米国などと協調して石油の国家備蓄の一部を放出すると表明した。日本経済新聞は、日本政府は約67万キロリットルを目安に放出すると報じた。
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