「入手した信憑性の高い情報によれば、民族主義者のアゾフ大隊の戦闘員らが新たな残忍行為を行った。アゾフ大隊は劇場の建物に地雷を仕掛け、爆破させた」
ロシア国防省はさらに、ウクライナ政権がロシアの仕業と非難した内容を否定した。
「民間人の命に危害の恐れがあることと、すでに3月9日にマリウポリ市の第3病院(産院)で民族主義者らが行った扇動を考慮し、同市の中心部の劇場の建物が攻撃目標にされたことは一度もない」ロシア国防省が発表している。
ロシア国防省は、16日1日でマリウポリ市から外国人89人を含む3万1367人が人道回廊を経て、無事避難を完了させたと発表している。
ドネツク人民共和国のデニス・プシーリン代表は、アゾフ大隊の隊員らは(大隊隊員に対してロシアは刑事責任を追及)は民間人を装い、マリウポリからの脱出を図っているものの、ハーケンクロイツなどナチスのシンボルの刺青から身元の隠蔽工作が暴かれていることを明らかにしている。
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