会見は日本時間午後2時すぎから、御所の大広間で30分程度開かれた。
愛子さまはまず、会見の冒頭で昨夜発生した地震について言及。「亡くなられた方がいらっしゃるとうかがい心が痛んでおります。ご遺族の皆さまと被災された方々に心よりお見舞い申し上げます」と述べられた。
その後、成年皇族になった心境について「これまでのあらゆる経験は、多くの方の支えや御協力があってこそ成し得たものであると身をもって感じております。これまで様々な形で支えていただき、成年を温かく祝福して下さった方々に、心より感謝をお伝えしたいと思います」と語られた。また、天皇陛下より勲章を親授されたことについて「勲章の重みを感じて身の引き締まる思いがいたしました」などと語られた。
両陛下はどのような両親であるかという質問に対しては、「私の喜びを自分のことのように喜び、私が困っているときは自分のことのように悩み、親身に相談に乗ってくれるような、私がどのような状況にありましても一番近くで寄り添ってくれるかけがえのない有り難い存在」と答えられ、「これまでたくさんの愛情を注ぎ育ててくださったことに深く感謝しております」と述べられた。
また、会見ではその他にもご自身の性格や日々の生活、関心のある出来事などの質問にも答えられた。