ウクライナでの露特別軍事作戦

ロシアTV生放送に反戦プラカードの女性社員 ロシアから出国する気はない

3月14日、ロシアのTV第1チャンネルのニュース番組「ヴレーミャ(時)」の生放送中に反戦ポスターを掲示した、同チャンネルの社員マリーナ・オフシャンニコワ氏は、ロシアから出国する計画はないことを明らかにした。ロイター通信が報じた。
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ロイター通信の報道によれば、オフシャンニコワ氏自身は刑事責任が追及されないことを期待すると表明する一方で、身の安全を憂慮している姿勢も示した。
オフシャンニコワ氏には、これより前に3万ルーブル(3万3000円以下)の罰金を科せられたが、それは第1チャンネルの放送中にとった行動に対してではなく、あらかじめ録画していたビデオメッセージに対して科せられた。
3月14日の夜、ロシアTV第1チャンネルの社員オフシャンニコワ氏は、同社の生放送のニュース番組「ヴレーミャ」のスタジオに飛び込み、アナウンサーの背後で反戦を訴えるプラカードを広げ、スローガンを叫び始めた。アナウンサーはそのまま生放送を続けたが、数秒後、スタジオからの放送は、あらかじめ用意されていた制裁に関する番組に切り替えられた。
ウクライナでの露特別軍事作戦
ウクライナ政権は一般市民に何の関心もない プーチン大統領
ロシアのプーチン大統領は、24日午前のテレビ演説で、ドンバスの共和国の指導者の訴えを受け、「8年間ウクライナ政権による虐待、ジェノサイトにさらされてきた」人々を守るため、特殊軍事作戦を実行することを決定したと述べた。プーチン大統領は、ロシア政府の計画には「ウクライナの領土の占領は含まれていない」と強調した。
ロシア国防省は24日、ロシア軍はウクライナの都市に砲撃や空爆を行っておらず、軍事インフラを精密兵器で攻撃していると発表した。 同省は、「ウクライナ軍の軍事インフラ、防空施設、軍事飛行場、ウクライナ陸軍航空隊が高度な精密兵器で使用不能となっている」と発表。 また同省は、一般市民を全く脅かしていないと断言した。
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