新型コロナウイルス

WHO ロシア製コロナワクチンの評価作業がウクライナ情勢で一時中断を余儀なく

世界保健機関(WHO)のマリアンジェラ・シマオ事務局長補佐は16日のブリーフィングで、制裁による制限で生じた技術上の困難からWHOはロシア製コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」の評価は一時的に中断しており、ロシアへの新しい訪問日程はできるだけ早く決定されると述べた。
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シマオ事務局長補佐は、「ロシアには3月7日に視察に行く予定だったが、その検査は後日に延期された」と語った。
シマオ事務局長補佐によると、ウクライナ情勢および制裁によってフライトやクレジットカード決済などに技術的な問題が生じたため、ロシア製ワクチンの評価や生産工場での検査は困難な状況にある。
シマオ事務局長補佐は、「ロシア側の申請者と協議を行った。新しい日程は可能となり次第決定する」と補足した。
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