ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ 日本に衛星画像の提供を要請 ロシア軍の動きを監視する目的か

ウクライナが、ロシア軍の動きを監視するべく日本に高精度の衛星画像を要求していることが分かった。日本経済新聞の英字メディア「Nikkei Asia」が報じている。
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日本は、雲などの「遮蔽物」があっても高精度な画像を撮影できる合成開口レーダー(SAR)を搭載した人工衛星を使用している。日本のこういった衛星は、官民が運用している。
同メディアによると、日本政府は、画像が軍事目的に使用される可能性を考慮し、ウクライナ情勢を見極めた上で判断する見通し。
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日本の人工衛星のデータ利用は、「衛星リモートセンシング法」で定められており、「テロリストに流出しないように暗号化する」などの要件を満たせば海外にも販売できるという。
日本では、政府機関の宇宙航空研究開発機構(JAXA)がSARを搭載した衛星を運用している。
ロシアは2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特殊作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。
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