欧州の物価高騰が過去最高を記録

2022年2月、欧州連合のインフレ率が年間で5.9%という記録的な割合に達し、2002年の通貨導入以来、最大の記録を更新した。1月のインフレ率は5.1%だった。欧州連合統計局のサイトで発表された。
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同局によれば、記録的な価格高騰は、主に欧州でのエネルギー資源の急激な価格上昇が原因だとされる。2月にEU各国では物価が平均3.12%上昇している。また、リトアニア(14%)とエストニア(11.6%)、チェコ(10%)では、インフレ率が過去最高を記録した。
ウクライナでの露特別軍事作戦
専門家がウクライナでの特殊作戦が世界経済に与える影響を予想
EU各国で記録的なインフレ率が更新した主な原因の2つ目として、食料価格の高騰が上げられる。その一番のきっかけとなったのは、特殊軍事作戦を背景にしたウクライナからの供給停止だと、欧州委員会のヤヌシュ・ボイチェホフスキ農業・農村開発担当委員は指摘する。同委員によれば、欧州はウクライナからトウモロコシ52%と小麦19%の供給を受けているという。現在、これらの供給はストップしており、EUが食料安全保障を確保するのにどれくらいの時間がかかるかは不明であると同委員は指摘する。
「スプートニク」は以前、ウクライナにおける紛争が世界の飢餓を引き起こすおそれがあると国連が表明したと報じている。
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