日本の自衛隊に「宇宙作戦群」が発足

日本防衛省は18日、自衛隊の新たな部隊「宇宙作戦群」を発足させた。宇宙ゴミの衝突や不審な人工衛星などからの攻撃に備え、宇宙空間の監視を主な業務だという。日本のメディアが報じた。
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「宇宙作戦群」は、宇宙ごみなどから人工衛星を守るため宇宙空間を監視する部隊。約70人規模での発足となった。
宇宙空間を「戦闘領域」や「作戦領域」と位置づける動きが米国をはじめとした各国で広がるなか、宇宙状況認識(SSA)のさらなる強化をめざすという。
18日、東京都の航空自衛隊府中基地で行われた隊旗授与式で、鬼木防衛副大臣は「陸海空という従来の領域に加え、宇宙をはじめとした新たな領域において、わが国の優位性を確保することが重要となっている」 と述べた
同省は、来年度には山口県の防府北基地に「第2宇宙作戦隊」を発足させる予定。
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