暴かれたウクライナ生物ラボ 米国の極秘活動とは

ウクライナにおける軍事生物計画の存在を調査することはできない=国連

国際連合事務次長・軍縮担当上級代表の中満泉氏は、国連安全保障理事会の会合で、ロシアが発表しているウクライナにおける軍事生物計画について、その存在を調査するための権限と技術的手段が国連にはないと述べた。
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中満氏は「ロシア連邦がウクライナでの生物計画の実施を非難することに関する文書を提出したことは知っている。国連はウクライナにおけるなんらかの生物計画について把握していない。国連にはこの情報を調査する権限と技術的能力がない」と述べた。
18日、ロシアの招集したウクライナでの軍事生物計画をめぐる国連安保理の会合が開催された。
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会合で中国の張軍・国連大使は、米国とウクライナはウクライナ領内での軍事生物活動に関するロシアの質問に答えなければならないと指摘した。張氏は「関係する当事者は質問に答え、適時かつ包括的な説明をしなければならない(中略)この問題にダブルスタンダードがあってはならない」と述べた。
ロシア国防省は先にプレゼンテーションを行った中で、米国がウクライナにおける生物研究所の活動に2億ドルの資金援助を行っていたと発表していた。これらの研究所は米軍の軍事生物プログラムに参加していたという。
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