ベルギー政府、エネルギー危機を受けて原発廃炉を10年延長

10:00, 19 ３月 2022

ベルギー政府はエネルギー分野における問題を背景に、現在稼働している原子力発電所を全て2025年に廃炉とする決定を見直した。アレクサンダー・ドゥ＝クロー首相が表明した。

ドゥ＝クロー首相は数時間にわたって続いた閣議後の記者会見で、最新技術を使用している２基の格納容器については稼働期間を10年間延長させる決定を下した。

2021年末にベルギーの連立政権は、現在稼働しているすべての原子力発電所を2025年に廃炉とする決定を下していた。