米ビンガムトン大学の研究者は今回、突然死したてんかんの患者6人が生前にフェイスブックに投稿した内容を分析した。
研究者のリオン・コッレア氏は、「まず、生前に投稿したものの文章量が増えているかどうかを調査した。すると5人の患者は、最期の数日間に投稿した文字数が普段より大幅に多かった」と語っている。
そこで研究者が機械学習を使って分析したところ、患者が亡くなる数週間前の投稿では、使う言葉の性質が変わり、書き手の気分の変わっていることが分かった。
研究者らは、てんかん患者のために今回開発した手法は、チャットやテキスト、電話などあらゆるデジタル領域での行動データを調査する際に適用できるとみている。
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