北京の清華大学が主催する戦略と安全保障に関する国際会議に出席した楽氏は、「軍事同盟は冷戦の名残である。ソ連崩壊後、北大西洋条約機構(NATO)はワルシャワ条約機構と同様、過去のものになるはずだった。しかしNATOは解消されないばかりか、常に拡大している。そしてそれが何を引き起こしているか想像がつくだろう。ウクライナ危機は我々に警告を発したのだ」と強調した。
同氏によると、中国政府は世界の軍事化とNATOの東方拡大には断固として反対している。
さらに楽氏は、「中国も、国連安全保障理事会の決議がなく、国際法に裏付けられた根拠が十分ではない場合に適用する一方的な制裁を拒否する」と述べた。
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